JAフルーツ山梨 星野一雄様
柿名人シリーズ
干し柿・あんぽ柿乾燥機を導入
「とにかくカビの不安がなくなりましたし、全て年内出荷で高単価維持!」
Q:兼八産業の生産システムを導入したきっかけは?
A:一昨年、カビの大発生により、冬の主力である枯露柿が3割しか出荷できなかったため、色々な方法( 除湿器、ハウス等) を試したが、決定的な改善方法が見つかりませんでした。とにかく、力ビの対策をしなければ、生産者さんの死活問題です。そこで、県の補助金を頂き、他の地域で実績のある兼八産業さんの乾燥システムを導入することにしました。兼八産業さんのシステムは、製造方法のプログラムから全てお任せで出来ますし、困ればすぐに対応して頂けるので、助かっています。
Q:導入してよかった点は?
A:昨年も力ビの発生する条件は揃っていたが、力ビに対する不安がなくなった事が一番です。また、製造期間の短縮により、全て年内出荷が出来たため、単価を維持することができました。干し柿は年を跨いで出荷すると、単価が1/3 となってしまうので、収益を上げるためにも非常に有効でした。
Q:導入して困った点は?
A:困っているというよりは「百目柿」の乾燥方法について、今後も一緒に研究を重ね、協力しながら毎年品質を向上していければと思っています。