干し柿・あんぽ柿乾燥機&自動機器
兼八産業株式会社

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2019年10月31日

ゲリラ豪雨発生のメカニズム



こんにちは!ドライフルーツ・ドライ野菜乾燥機のドライ名人です。

 

先日の台風19号の被害に遭われた皆様へお見舞い申し上げます。
被災された皆様のご安全と被災地域の復興を心よりお祈り申し上げます。

 

今年の夏~秋にかけて、様々な地域で豪雨・台風による災害が多数発生しました。
近年雨の降り方が激しく、そしてその頻度が増えていっているように感じませんか?
気象庁のデータによると、1時間あたりの降水量が80mm以上に達した大雨の発生回数が、ここ10年間では1年に平均23回も発生しているそうです。これを1976年から1985年までの年平均14回と比べると、約1.6倍となります。

 

突発的な激しい雨というと「夕立」を想い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近では「ゲリラ豪雨」というネーミングが世間に馴染んできました。その「ゲリラ豪雨」は2018年に発生した西日本豪雨などのように、災害レベルにまで成長していっています。

今回は、そもそもゲリラ豪雨がどのように起こるのか、そのメカニズムについて解説します!

 

まず大前提として、「暖かい空気は軽く、冷たい空気は重い」という性質があります。
例えば、エアコンの暖房を思い出してみてください。暖房をかけても足元は寒いまま…という経験はありませんか?
それは、空気が滞留して暖かい空気が上に逃げてしまっているからです。
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ溜まります。

 

夏の日本は、人々が暮らしている地表に暖かい空気が滞留します。そこの上空に冷たい空気が入り込むと、上空に冷たい空気、地表には暖かい空気がある状態になります。先程述べた性質とは逆転している、すなわち「大気が不安定な状態」です。

 

そうなると空気の性質に従って、水蒸気を含んだ地上の暖かい空気が周りの空気を巻き込んで上空へ昇っていきます。これが「上昇気流」です。特に大都市の場合には、夏の冷房などによって建物から出される排熱が水蒸気を含んだまま地上に滞留しています。
上昇気流が起こる際に発生する雲が大きな積乱雲へと変化し、上空の冷たい空気に冷やされ氷の粒となり、それが落下することで激しい雨となるのです。

 

ところで、近年気温がだんだん高くなっているように感じますよね。夏は最高気温40℃近くになる地域も増えてきました。「温暖化」の原因については様々な考えがありますが、異常気象発生を引き起こすもののひとつとなっているのは間違いないでしょう。

 

 

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