今回はいよいよ「水分活性」について焦点を絞り、
「水分活性」は「食品に自由水がどれだけ含まれているか?」が指
「Aw(Water Activity)」と呼ばれることもあります。
極端に言えば、自由水が食品の中に全く含まれていなければ水分活
水分活性が低い食品は、単純に水分を抜かれた乾燥食品だけではあ
微生物は水分活性が高いほど繁殖しやすく、 水分活性が低下するに従って発育が悪くなり、
どれくらいの水分活性でどの微生物が繁殖できなくなるかは種類毎
最も高い水分活性が必要なのが細菌です。通常 、水分活性が「0.90」 以上でないと増殖できません。その他の多くの食中毒菌が増殖する
一般的に水分活性を 0.50 以下に抑えることができれば,
では、
いくつか挙げてみました!
【水分活性:0.97以上】
野菜、果実、魚介類、卵
【水分活性:0.90以上】
かまぼこ、チーズ、ハム、ソーセージ
【水分活性:0.80以上】
いわし生干し、イカ塩辛、ジャム
【水分活性:0.75以上】
ハチミツ
【水分活性:0.7~0.6】
ドライフルーツ・干し柿
【水分活性:0.61~0.63】
小麦粉、乾燥穀類
【水分活性:0.5】
香辛料、煮干し
微生物が繁殖できる水分活性の数値と照らし合わせてみると、
生の果物の水分活性は0.97以上ということで、
食材をドライフルーツ・ドライベジタブルにすることで、