富山干柿出荷組合連合会 藤井敏一様
柿名人シリーズ
干し柿・あんぽ柿乾燥機を導入
「燃料費を20%削減し、乾燥期間の短縮により単価が10%UP!」
Q:兼八産業の生産システムを導入したきっかけは?
A:皮むき後の初期乾燥で、除湿能力が高い乾燥設備が必要だった事と、地球温暖化により、カビや腐敗を防止出来る乾燥設備が必要になった事です。さらに、高性能機械乾燥機の導入で乾燥期間の短縮を図り、12 月中旬の歳暮ギフト市場で販売し、高付加価値をつけたいという思いもありました。また、従来は火力乾燥( 練炭を使つての乾燥) だったが燃料費コストが高く、管理も大変だったため、合理化を図る意味でも、機械化、システム化が必要でした。
Q:導入してよかった点は?
A:干し柿の色上りが他の乾燥機メーカーより優れているため、上級比率が上がり、単価が10%アップした事と、燃料費が総額20% 削減出来た事です。( 除湿機の排熱を有効利用するために、LPガスの消費が削減された)
Q:導入して困った点は?
A:困った点ではないのですが、除湿能力が高い為、中期後期乾燥には向いてないという事と、単純に電力契約料が高くなりました。もちろん燃料コストの削減は予想以上だったので、問題ではないですが。